梅雨の畑は一日で景色が変わる:夏野菜の収穫ログ

半農ライフ

梅雨の時期の畑は、本当に一日で景色が変わります。

昨日見たときは「まだ少し小さいかな」と思っていたきゅうりが、今日見るともう食べ頃になっていました。雨を吸って、ぐんと大きくなる。分かってはいるけれど、実際に収穫してみると、毎回ちょっと驚きます。

今日の収穫はこんな感じです。

  • きゅうり:4本
  • ズッキーニ:1本
  • 万願寺とうがらし:2本
  • ピーマン:2個
  • ナス:3本
  • ほうれん草:2束
  • 枝豆:1食分くらい
  • いんげん:20本くらい

ざるに並べてみると、思っていたよりもなかなかの量です。きゅうり、ナス、ピーマン、万願寺とうがらし、ズッキーニ、ほうれん草、枝豆、いんげん。こうやって見ると、家庭菜園というより、もう小さな直売所みたいな顔ぶれになってきました。

梅雨の野菜は、水を吸って一気に育つ

梅雨は人間にとっては少し面倒な季節です。洗濯物は乾きにくいし、外作業のタイミングも読みにくい。畑に出ようと思ったら雨、雨がやんだと思ったら蒸し暑い。正直、作業する側としてはなかなか手ごわい時期です。

でも、野菜にとっては恵みの雨でもあります。特にきゅうりやナス、ズッキーニのような夏野菜は、水を吸うと一気に大きくなります。

今回いちばん分かりやすかったのは、きゅうりです。昨日見たときは、まだ少し細くて「明日か明後日かな」という感じでした。それが今日になると、もうしっかり食べ頃。油断するとすぐ巨大きゅうりになってしまうので、この時期は本当に目が離せません。

家庭菜園を始める前は、野菜の成長はもう少しゆっくりしたものだと思っていました。でも実際は、季節が合って、水があって、気温が上がると、びっくりするくらい伸びます。こちらの都合なんて関係なく、野菜は自分のペースでどんどん進んでいく感じです。

少しずつ多品目で育てると、食卓がかなり変わる

うちの畑では、同じ野菜を大量に育てるというより、多種多様な野菜を少しずつ育てています。

今日の収穫だけでも、きゅうり、ズッキーニ、万願寺とうがらし、ピーマン、ナス、ほうれん草、枝豆、いんげん。種類が多いので、1つ1つの量はそこまで多くありません。でも、食卓に使うにはこれくらいがちょうどいいです。

きゅうりはそのまま切って塩もみでもいいし、味噌をつけてもいい。ナスは焼いても煮ても使える。ピーマンと万願寺とうがらしは炒め物にしやすい。ズッキーニはオリーブオイルで焼くだけでも十分おいしい。いんげんは胡麻和えや炒め物にできるし、枝豆はシンプルに塩ゆでで一品になります。

こういう野菜が少しずつあると、買い物の感覚が変わります。スーパーに行っても、「今日のメインだけ買えばいいか」と思える日が増えました。以前なら当たり前のように野菜コーナーでいろいろ買っていましたが、最近は畑にあるものを先に思い浮かべるようになっています。

野菜を買う頻度が減るというのは、思っていた以上に大きいです。節約になるのはもちろんですが、それ以上に「今日あるもので食べる」という感覚が戻ってくるのが面白いです。

収穫量が少しでも、種類があると満足度が高い

家庭菜園をやっていると、「大量に採れたかどうか」に目が行きがちです。SNSでも、大きなかごいっぱいの野菜や、きれいに並んだ収穫写真を見ると、やっぱりすごいなと思います。

でも、実際の暮らしで助かるのは、大量収穫よりも「少しずついろいろあること」だったりします。

きゅうりが4本あれば、数日は困りません。ナスが3本あれば、夕飯のおかずには十分です。ピーマンが2個でも、炒め物に入れるにはちょうどいい。枝豆も1食分あれば、その日の楽しみになります。

いんげん20本くらいというのも、家庭菜園らしい量です。店で買うほどまとまっていなくても、食卓に出すには十分。少量でも、自分の畑から採れたものだと思うと、なんとなく満足度が上がります。

多品目で少しずつ育てるスタイルは、家庭菜園や半農ライフにはかなり相性がいいと感じています。専業農家のように出荷量をそろえる必要はありません。形が少し曲がっていても、大きさがバラバラでも、家で食べるなら問題なし。むしろ、その日その日で採れたものをどう食べるか考えるのが楽しくなります。

梅雨時期の収穫は、見回りの大切さを感じる

この時期は、収穫のタイミングがかなり大事です。

特にきゅうりとズッキーニは、少し見逃すとすぐ大きくなります。大きくなること自体は悪いことではありませんが、食べやすさでいうと、やっぱりちょうどいいサイズがあります。きゅうりは若いうちのパリッとした食感が好きですし、ズッキーニも大きくなりすぎる前の方が扱いやすいです。

ナスも、採り遅れると皮が硬くなったり、株に負担がかかったりします。ピーマンや万願寺とうがらしも、こまめに採ることで次の実がつきやすくなる感覚があります。

こうして考えると、家庭菜園は「育てる」だけではなく「見に行く」ことがかなり大事です。水やり、追肥、草取りも大切ですが、まずは毎日少しでも見に行く。葉の色、実の大きさ、虫の気配、土の湿り具合。ほんの数分でも、見ていると変化に気づけます。

SEの仕事でいうと、畑の見回りはログ監視に近い感覚があります。異常が出てから慌てるのではなく、普段の状態を見ておく。いつもと違う葉の色、急に大きくなった実、虫食いの増え方。小さな変化を見ておくと、対応が早くなります。

スーパーで買う野菜が減ると、暮らしの感覚も変わる

最近は、スーパーで野菜を買う頻度がかなり減りました。

もちろん、すべてを自給できているわけではありません。玉ねぎやじゃがいも、きのこ類、季節外の野菜などは普通に買います。それでも、夏野菜が採れ始めると、買い物かごに入れるものが明らかに変わります。

「きゅうりは畑にある」「ナスも今日は採れた」「ピーマンもある」「いんげんも使える」となると、スーパーでは肉や魚、豆腐、調味料、足りない野菜だけを買えばよくなります。

これは金額面でも助かりますが、気持ちの面でもけっこう大きいです。物価が上がっている中で、食卓の一部を自分の畑でまかなえるのは安心感があります。完璧な自給自足ではなくても、「少し支えられている」感じがあります。

半農ライフというと大げさに聞こえるかもしれませんが、実際はこういう小さな積み重ねなのだと思います。今日の味噌汁に畑の野菜を入れる。夕飯の一品に採れたての枝豆を出す。買い物前に畑を見て、何があるか確認する。それだけでも、暮らしのリズムが少し変わります。

採れた野菜をどう食べるか考える時間も楽しい

今日の収穫でまず食べたいのは、枝豆です。1食分くらいの量なので、シンプルに塩ゆでして、採れたての味をそのまま楽しむのがよさそうです。

きゅうりは、塩もみか浅漬け。梅雨時期はさっぱりしたものが食べたくなるので、きゅうりがあるだけでかなり助かります。ナスは焼きナスでもいいし、ピーマンや万願寺とうがらしと一緒に炒めてもよさそうです。

ズッキーニは、油との相性がいいので、薄く切って焼くだけでも十分。オリーブオイルでも、ごま油でもいけます。いんげんは胡麻和えにするか、さっと炒めて副菜にするか。ほうれん草はおひたしにしても、味噌汁に入れても使いやすいです。

野菜があると、献立を考える順番も変わります。前は「何を食べたいか」から考えていましたが、今は「今日採れたものをどう使うか」から考えることが増えました。これは少し不便なようで、実は楽しいです。畑がその日のメニューを提案してくれる感じがあります。

今日のひとこと

梅雨時期の畑は、作業するには大変ですが、野菜の成長を見るにはかなり面白い季節です。

雨を吸って、きゅうりが一日で食べ頃になる。ナスもピーマンも少しずつ実をつける。枝豆やいんげんも、食卓に出せるくらい採れる。こういう小さな収穫が続くと、スーパーで野菜を買う頻度が減るだけでなく、暮らしの中に「畑を見に行く理由」が増えていきます。

多種多様な野菜を少しずつ育てるスタイルは、派手ではありません。でも、日々の食卓にはかなり効きます。今日もざるいっぱいの野菜を見ながら、やっぱり畑がある暮らしはいいなと思いました。

明日もきゅうりがまた大きくなっていそうなので、見逃さないようにしたいところです。

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